環境講演会を開催 |
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| 2005年10月26日に社員を対象とした環境講演会を開催しました。講師は、98年からムトウが植林支援を行っているブラジルのアマゾニア森林保護植林協会会長の長坂優(まさる)さんにお願いしました。 長坂さんは、25歳のときに単身でブラジル・アマゾンに移住し、今日まで40年間農業に携わり、ご活躍されています。 92年にリオデジャネイロで開催された地球サミットでアマゾンの森林破壊を知り、96年に日系人の仲間とアマゾニア森林保護植林協会を設立されました。 その後、「一人一本植林運動」を通してアマゾンの熱帯林を救おうと、毎年2回来日し、アマゾンの自然の大切さや熱帯林の保護を全国各地で講演し訴え続けています。 長坂さんには8年前にも当社で講演をしていただき、今回で2回目の講演になりました。今回の講演では、@アマゾン森林保護の重要性と現状、A環境保護のために私たちにできること、B移住後の苦労と日本人のすばらしさ、といったことなどについてお話しいただきました。その内容は次のとおりです。 【アマゾン保護の重要性と現状】 ●地球の肺といわれているアマゾンの自然の大切さ ●1分間に29haの緑が失われている状況での植林の大切さ ●伐採されている木の半分は日本で使われていること 【環境保護のために私たちにできること】 ●自然林を切らないこと ●植林をすること ●パルプ・建築資材を大切に長く使うこと 【移住後の苦労と日本人のすばらしさ】 ●開拓当初、一人で生きていくことの辛さや赤痢・マラリア などによる生命の危機に関わる苦労話 ●ブラジルでのコショウ栽培の開始には日本人が関わって いたこと ●それまで輸入に頼っていたコーヒー豆を入れる麻袋の麻栽 培を成功させた日本人のすばらしさ その他にも、日本の少子化によって、将来の日本の人口減少が及ぼす経済発展への影響についてのお話しもありました。 中でも目に見えないありがたいもの「空気、太陽、声」について興味深いお話を伺いました。開拓当初、原生林の中で吸った空気のおいしさは格別だったこと。原生林の中は薄暗く、苦労して木を切り倒した時に感じた太陽のありがたみ、そして一人でいるとしゃべることを忘れ、思考回路がおかしくなってくるので「淋しくなったら、大きな声で歌をうたうと良い」と開拓者の先輩に教えられたことなどは、日本の生活からは想像できない、ありがたいものであることを教えられました。 アマゾンの森林破壊は遠い地球の反対側で起きている環境問題ではなく、結局は地球に住む私たちにはね返ってくる環境問題として、これからも植林支援活動や身近にできる環境に配慮した行動に取り組むことが大切だと、改めて教えられる講演でした。 ※地球サミットとは、92年にブラジルのリオデジャネイロで開催され、貧困撲滅、途上国の援助、水質源・天然資源の保護をテーマに、約170カ国の首脳をはじめNGO(非政府組織)や企業リーダーなど約2万人が参加する、世界最大規模の国際会議。環境保護を重視した社会統合と経済発展を行うための施策「アジェンダ21」が採択されました。 |
長坂さんの興味深いお話に聞き入っています。 |
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講師の長坂 優さんです。 |
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2時間が短く感じられる講演会でした。 |
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