自然を楽しむ観光情報と、自然の大切さや自然との共生(天然生活、今風に言うとスローライフ)について、楽しくお知らせしたいと思います。

『気ィつけておくんなはれや、ここで言うボケっちゅうのは ワシがボケとるっちゅうことやのうて、浜松あたりでは好きなことに熱中することを「○○にボケてる」って言いよりますねん。くれぐれもワシがボケとるみたいに思わんといてや。塩じいはボケたふり、ワシはエコツアーにボケてますねん。

ところで英語で「RAPT」ちゅうたら、「心を奪われた、夢中の」と言う意味らしいんや、そやからムトウのラプティカタログちゅうのは「ファッションに心を奪われた、ファッションに夢中になるカタログ」ということになるわけや。
皆さんもいっぺんカタログ見てやって下さい。』(エコじい)http://www.rapty.com/
日本のふるさと長野の自然、「ビーナスライン」から、たそがれ清兵衛の映画ロケ地「茂田井」へ

2003年11月2日晴れ、
富士見台から夕日の八ヶ岳連峰を望む


2003年11月3日曇り、のち雨、
雨降り出す芦田からR142で諏訪方面への途中、思わず車を停める紅葉の美しさがありました。周辺を「松並木公園」といい、「笠取峠の松並木」として、長野県天然記念物となっています。
天然記念物「八島ヶ原湿原」は秋の終わり

標高1600mの高地にある国指定の天然記念物「八島ヶ原湿原」は、すっかり枯れ色ですが秋晴れで、青い空が池を美しくし、遠くには蓼科山や車山の山頂を見ることが出来ました。

前回もご紹介したこの高層湿原には、大きな池が3箇所あり、それぞれの表情が楽しめます。泥炭層がなんと8mも有るそうで、年齢は1万2千を数えるようです。植物も2百数十種類と多く、世界的にも貴重な高層湿原(泥炭層が水面よりも高く成長している)です。

「夏の霧が峰」「秋の始まり・霧が峰」へはタイトルを各々クリックして下さい!湿原の9月の表情がご覧いただけます。

八島ヶ原湿原から美ヶ原に向かう
『幾重にも連なる山波、このすばらしいパノラマはビーナスラインのいたる所で見ることが出来ます。皆さんにお伝えしたいのですが、写真が素人のエコじいではよお撮らんわ。でも、きょう日、写真は半分は運でっせ。デジカメは性能ええし、オートモードでバッチリや。丁度良い場所で、写りに良い光があるかどうか、と思うんや。』(エコじい)

八島高原からは南アルプスの尾根(上)が、そしてもう少し行くと三峰展望台(駐車場あり)で、蓼科山から八ヶ岳連峰に連なる山々(下)を見ることが出来ます。
残念だったのは、11月なのに少し気温が高いのか?水蒸気がかかっているようで、山々が鮮明に見えないことでした。
もう少し行った扉峠では、食堂でパノラマを楽しみながら山賊汁など、郷土料理を美味しくいただくことが出来ます。

ビーナスラインの終着点「美ヶ原高原」
標高2000メートルを越える美ヶ原高原に近づくと、ビーナスラインは右に左にハンドル捌きが大変です。登り抜けると車中の緊張をすぐに忘れる開けた景色と野外彫刻や風車など自然と調和した景色です。

ビーナスライン沿いには様々な美術館があります。起点の茅野市諏訪インター近くには山下清画伯の美術館、そして終点は、美ヶ原高原美術館です。本年度の絵画館常設企画はなんとピカソです。

美術館の横にはなんと大きな風車が懸命に廻っています。もちろん電力を供給するためでしょう。
このような二酸化炭素を排出しないものを「クリーンエネルギー」と言い、風力発電は世界的にもかなり注目され拡大しています。世界の風力発電市場は3千万kW、日本は40万kWと小さいのですが、北海道、東北が適地で立地計画目白押しのようでこれからです。
特に目立つのは、日本の太陽光発電で、26万kWと規模が小さいとはいえ世界シェアの50%を占め、世界をリードしている分野です。

時間を充分とって散策したい美ヶ原のハイキングコース、駐車場から1時間と少しで2034m頂上の王ヶ頭です。360度の大パノラマが満喫できます。まさしく「信州の展望台」です。


美ヶ原から白樺湖方面へ
(車山肩から)
なだらかな車山、ぽつんと見えるロッジ、好きなポイントの一つです。この11月は遠くに蓼科山が見えます。右の写真は9月、雲が掛かって遠方は見えません。

(富士見台から)
夕日に近い時間帯になってしまいました。八ヶ岳連峰を遠くに見て、近くに見える建物から外国にいるような気分になれます。もっと早い時間に来れば富士山が右端のほうに見えたかも・・。
蓼科山から春日渓谷を抜けて、
旧中仙道の宿場町までの紅葉を楽しむ
女神湖から蓼科山の林道に入り大河原峠から茂田井(もたい)の宿に向かいました。

途中、春日渓谷の手前は別荘やホテルのような建物が集中しているところがあります。さすがに景観のすばらしいところです。

春日渓谷を抜けて里村に出ると春日温泉付近(下左)です。望月町(もちづきまち)は穏やかな低い山の美しい紅葉に囲まれた盆地で、ここで暮らす人たちはなんて幸せなんだろうとつくづく思いました。

茂田井へ向かう途中、右と左の紅葉に色づいた山がどこまでも追いついてくるのです。子供の頃、走っても走ってもついてきた自分の影のように・・。里山、ふるさ〜と、と言う感じがぴったりの望月町です。



旧中仙道「茂田井(もたい)の宿」を散策
茂田井に着くと、にわかに曇りはじめ、空模様が怪しくなってきました。
大澤酒造民族資料館前まで来ると、元禄二年(1689)に創業の大澤酒造株式会社第14代(だったでしょうか)ご当主が迎えてくれました。入り口門のところで外国の観光客に、当家女性専用に使用された籠の説明をしているところでした。


座敷門(右)を覗くと何百年も生き抜いたと思われる松など、立派な庭園です。更に、敷地内には昔からの様々な建物があり、美術館、書道館、店舗の2階は民族資料館で酒造りの道具、江戸時代のたて看板のおふれ「定」、歴代首相の色紙、名家と言うか旧家と言うか歴史と権勢を感じます。


『エコじいの大切なのは、ここで販売されているお酒と甘酒の味なのじゃ。美味しくてエコじいメロメロ。』

国の登録有形文化財である造り酒屋さんのお屋敷
大澤酒造民族資料館から坂を数十メートル下ると白壁に囲まれたお屋敷と、道との間にある水路が続いています。(昔ながらのたたずまいが情緒たっぷりです。)

ここも「たそがれ清兵衛」のロケが行われたのだろうかと想いをはせていると、またまたすごいお屋敷がありました。
武重本家酒造株式会社の建物です。
こちらの武重家の社長宅や酒造の建物30棟が国の登録有形文化財だそうです。(こりゃ維持管理が大変です。)

お屋敷の入り口には、珍しい丸い門飾りがあります。これは「酒林」(さかばやし)と言って、杉の葉を束ねて球状にし、造り酒屋の看板として軒下に吊し,良質の酒造りと神のご加護を願う風習のようです。(立派なもんだ。)

門の屋根下には、こちらも立派な籠が掛けられていました。その昔、籠に乗る身分の方がいたということでしょうか。門をくぐると立派な松と庭の紅葉が綺麗です。そして酒造りの道具が展示されています。ここまではアポ無しで自由に見学できます。(えらいもんだ。)

あまりにも立派なお屋敷なので、裏はどこまであるのか、つい知りたくなって横道から裏へ廻ってしまいました。横道を抜けると、すごいお宅だと実感します。(ごめんなさい。)
裏側は、畑で近くにお寺がありました。ここから見える雑木林も美しいふるさとの風景です。

『文化財の中で造られた美味しいお酒を、文化財を眺めながらいただきたい。清兵衛、いや、「たそがれエコじい」は、これまたメロメロじゃ。3月の蔵開きが待ち遠しいわい。』


映画「たそがれ清兵衛」茂田井オープンセット観察記はこちらでhttp://www.takeshige-honke.co.jp/seibei/notice.htmlご覧になれます。