視察メンバーの宮野です。

      


前回の第9弾では、視察メンバーの杉浦が植林視察に行ってみての感想をお伝えしました。
インドネシア植林体験記は今回がラスト! 締めくくりはもう一人の視察メンバー宮野が、インドネシアの環境状況や地球
環境改善のために何をしていくべきかなど、視察をして思ったこと・わかったことなどを語り、締めくくります。
それでは、インドネシア植林体験記FINAL〜宮野功司編〜の始まりです!!
森林の重要性をあらためて実感 
 国内の移動を含めておおよそ1週間、あっというまに過ぎたことを1年経った今でもはっきりと覚えています。出発前の事前勉強や、行きの飛行機の中で読んだ英文で書かれた論文など、現地に着くまでは「自分には少々荷が重いかな」と思っていました。
 しかし、同行してくださった国際緑化推進センターの松井さんからの説明や、現地森林局局員のみなさんとのふれあいや会話を通して、視察してまわった場所の状況を自分なりに把握し、意義ある視察ができたと思います。
 ロンボック島は、一見すると普通の観光地で緑も多く森林減退とは全く関係なさそうなところなのですが、地形と気候の関係で数十キロ離れただけで、ほとんど雨の降らない乾燥地があったりすることに驚きました。
 今回、ムトウの植林地の近くで実際に植樹を体験しました。そこもカラカラに乾いた土地だったのですが、このような植物の育ちにくい環境下であっても、野生生物の生息地の維持や地球温暖化抑制のため、またこのような貧困な土地を活性化させるために、維持・管理をしっかりと行いながら、緑を守っていくことが大切なんだなと感じ、当社の環境取組み活動についてあらためて共感することができました。
環境意識が薄いインドネシア
 インドネシア植林地視察において一番気がかりだったことは、現地の人たちの環境意識についてです。インドネシアでは、我々のような日本企業を中心に外国からの援助を受け、森林再生や環境保護を進めているのですが、実際にその地に暮らす人々からは環境保護という意識をほとんど感じる事ができませんでした。
 例えば、ごみひとつにしても「ごみはゴミ箱へ」という意識は一部の人しかもっていないようでした。
 本来、自然にあるものなら、いつかは土に返ります。しかし、ペットボトルやビニール袋など人間が人工的に作ったもののごみは環境汚染につながります。実際にムトウの植林エリア周辺においても、ほとんど人が入らないようなところなのに、これらのごみが大変目に付きました。
 これからの地球のことを考え、世界レベルで環境保護を推進していくには、一部の国だけでなく全ての国が環境を守っていく意識を持たなくてはならないでしょう。
 今回視察にいったインドネシア(西ヌサテンガラ州)で、植林再生のために、実際に現地で苗木のメンテナンスを継続して行ってくれる人達に、森林保護のための説明だけでなく環境汚染の防止についても理解を求めて分かってもらえるような活動も必要だと感じました。
環境活動は誰でも参加できる
 これらのことは、ここ日本においても同様のことが言えます。ごみに関していうと、過去に比べて少なくはなってきましたが、いまだにごみのポイ捨てを平気でやる人たちがいます。川や海を汚す人たちがいます。
 一方で、普段の生活のなかで環境への影響を常に配慮し、資源のリサイクルを進め自然を大切にしていこうという人は大勢います。それが自主的な行動でなくても、参加している社会や勤め先の企業などでうまくフォローをしてあげれば、誰でも環境活動に参加することができるはずです。私自身も今までは「自分がやる」というスタンスでしたが、これからは「どうやって他の人を巻き込んでやっていくか」という考えも取り込んでいくつもりです。
 
目で見て、肌で感じること
 以前にも触れた話しですが、当社には今後も引き続きインドネシアの植林活動を進めてもらいたいと思っています。そして、次に現地視察に行く社員には、我々第1回のメンバーが確認できなかった実際の植林地の運営状況をぜひ見てきてほしい、そしてその報告を聞かせてもらいたいと切に願っています。次に今回のような視察メンバー公募があれば、おそらく私も再び申し込むでしょう。やはり自分の目で見て、肌で感じられる体験はそれほど機会あるものではないので、絶対にオススメします。



              

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